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9月のある日 [月ちゃんと三ちゃん]

にぎやかな日を過ごした昨日。

月ちゃん家は骨休め。それにぴったりな雨です。


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この物体は何かと言いますと...


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雨の日は月ちゃんに「お散歩は?」と見つめられないので少し気楽。


雨の日の猫。


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なんだか思慮深くミステリアスに見えます。


先日山へお散歩へ行って少しだけもらって帰ってきた野の花を蚤の市でみつけた小鹿田焼の器に飾ってささやかな贅沢。


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都会にいるとなかなかできないこういうこと。私にとっては、こういうのが本当に贅沢な暮らしなんだな~と思います。

小さい頃から好きな植物「洋種山牛蒡(ようしゅやまごぼう)」。

北アメリカ原産で、インクベリーという名の通り染料に使われていたそうです。

全体に毒性があるのですが、我が家の二頭は幸い植物にはまったく興味を示さず(三ちゃんには特に何種類か「猫草」を置いてあげているせいかも)。

花言葉のひとつが「野生」なんだそう。お庭を持ったら植えたい植物のひとつです。



植物と言えば、ですね。

ぜひワンちゃんに、土を踏ませてあげてくださいね。

特に本来アクティブで泥んこになるのが好きな犬種と暮らしている場合には、それが彼らのニーズです。

もしほぼコンクリートを歩く生活であれば、汚染物は地表に付着したまま分解されることはないなので、ワンちゃんの足は洗ってあげた方が無難です(毎日でなくとも)。

その時、くれぐれも、足を除菌剤系のもので拭いたり洗ったりしないで、ただの水と石鹸で。

室内外の猫ちゃんは、時々はプランターなどの土を踏ませたり、お庭や公園にハーネス付けて連れて行ってあげてほしいところです。



何年か前から書いていますが、世界中で抗生物質がすでに効かなくなってきています。

また残念ながら、先週から大きなニュースとなっていますがマイクロプラスチックが海だけでなく土にも、食べ物にも、水にも混入しています(英文ですがこちら)。

アメリカでは94%の水道水、ヨーロッパでも72%の水道水からマイクロプラスチックが見つかっています。

残念ながらフィルターでは濾しきれないそうで、今のところ打つ手がないとされています。

体への影響はまだ分析されていませんが、いいわけはないのはプラスチックは永久に土に還らないことを考えればわかります。

私たちの飲み水、食べ物、そんなものが全部汚染されていて、どんなにそれを避けようとしても避けられない今、自分で抵抗力をつけるしかありません。

よく、食べ物とか、室内を清潔にすることだけに注力されがちです。

でもライフスタイルや気持ちの持ちよう・周りの人や世界との接し方、そんなことも、健康には大きな影響があります。

ちなみに、マイクロプラスチックはプラスチック包装だけでなく、衣類(特にフリースなど)の繊維も大きな原因です。

パフィーズでも、次回でプラスチックボトルを終了します。

これ以上地球にコストを負担させられないですし、私の心の平静のためにもw

Mikeさんはよく「呪いをかけられてるよね」と言うのですが、何か資源を使うたびに罪悪感を感じる性分です(とは言え、使ってはいるんですが)。



それとはうって変わった、平和な光景。


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こんな日は、静かに読書が贅沢かな。


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とは言えつい仕事関連の読み物をしてしまいますが...

マイクロプラスチックは一例ですが、こういうことをいつも調べていると(仕事柄知っておくことが必要なので)、ときどき、気が滅入るのはたしかです。

生きものが過去40年で半分以下に減った、第6回の大量絶滅期に突入した、アジアの氷河が溶けて淡水不足で人間の生存も危うい、気温上昇をパリ協定で(理想の)目標にした1.5℃に抑える確率はたったの5%。

もちろん人間活動の影響であることは、科学者の解明を待つまでもなくわかることです。

つまり、地球を、他の生き物を救うには人間が変わらなくてはならないのですが...

人間の問題(人口増加・貧困・飢餓・難民問題・人権問題などなど)とセットで考えなくては人間は動かない、ということがだんだん明白になってきて、もう「自然を守りましょう」と単純にメッセージを発することは無責任な時代になってきました。

(だから More Than Us では犬猫のことだけでなく、社会や環境のいろんな課題を一緒に考える活動をしたいと考えています。)



実はひょんなご縁で10月の朝日新聞社の地球会議2017にパネリストとして登壇させていただくことになり、「どんなことを話すよう期待されているのかな」と思って他の登壇者の方々のプロフィールや著書を少し調べていました。

「分断から共存へ ~私たちが進む未来」というのが今年のテーマですが、みなさん、この混沌とした時代を読み解き、私たちはどう動けばいいのか、ということに光を当てるような方々です。

見れば見るほど私なぞが本当に行ってもいいものかという疑問が沸いてはきますが[がく~(落胆した顔)]、いろんな方のお話を聞くことはとても楽しみです。

特に楽しみにしているのが世界的に有名なドイツの社会学者ヴォルフガング・シュトレーク氏のお話。

『時間かせぎの資本主義』という本が日本では有名ですが、市場経済主義とグローバル化の終わりについて、とてもシビアで私から見るとシュールな意見をお持ちの方です。

そしてもう一人、フランスの学者ピエール・ロザンバロン氏。

民主主義という概念が揺れに揺れていますが、民主主義は選挙だけではなく市民社会や監視機関という松葉づえとセットになっているものである、という説をお持ちです。

ずっとNGOで働いて来た私としては、とても共感できる説であり、こちらもとても楽しみ[ぴかぴか(新しい)]

その他にも政治学者の木村草太さん、小池百合子都知事、キャスター国谷裕子さんなど、日本の著名人もたくさん登壇される会議。

レセプションがあるので、もしかしたらどなたかとお話できるのかな~、だけど何を話したらいいか[がく~(落胆した顔)]と揺れる心w

それよりも私もちゃんと世の中の役に立つようなメッセージを発することができるか(もちろんそうそうたる方々のようにメインスピーカーのはずはなくパネル登壇ですが短い講演はすることになっていまして...)。

温暖化、生物絶滅、森林破壊、人権侵害、難民問題、食料不足、汚染に廃棄物問題、海洋問題その他たーくさん。

気が滅入るなどと言っておらず、現状はしっかり見つめたうえでどう動くのがいいのか。

私の提言は「エシカル消費」に向けた企業や消費者としてのあり方について、となります。

実は申込がもう締め切りになったので、やっと書きます。自分の宣伝て恥ずかしいのでw



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CLICK!  プレミアムバージョン第2回目、まだあと少し在庫があります ↓


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~お知らせ~

10/1 パフィーズチャリティプロジェクト More Than Us のカレンダーご予約受付開始

10/3 代表Mari  朝日新聞地球会議2017パネリスト登壇(こちら)@帝国ホテル in 東京

10/28 More Than Us 子ども向けイベント「もっと知って、なかよくなろう」@大濠公園 in 福岡市

12/7-9  パフィーズ グリーンストアーズ出展 エコプロダクツ展 @ 東京ビッグサイト (代表2名、ブースにいます!関東地方の方、会いに来てください♡)


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プレミアムバージョンが出ました [オーガニック]

前回の記事に、いつの間にかたくさんのコメントをいただいていまして、ありがとうございます[ハートたち(複数ハート)]

私としては、やっぱり自然保護やアニマルウェルフェアの記事はひときわ愛着を持っているため、とってもうれしいです[ぴかぴか(新しい)]

徐々にお返事させていただきますね。

ありがとうございました。


さて、なんだか怒涛のように過ぎた8月末から9月上旬。

アスタミア&バウンシーのプレミアムバージョンが発売になりました[ぴかぴか(新しい)]


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実は、じっくりと発売となる予定が、レギュラーバージョンがすべて急に売り切れてしまうという事態(幸運?)が起き、急きょ発売。

限定100個の本当に少量製造の、ハンドメイドのプレミアムバージョン、実はすでに一度、どちらも完売してしまいました。

バウンシーPは2日で、アスタミアPは1週間で完売[ぴかぴか(新しい)]

うれしいけれど、申し訳ない。次の100個をなんとか早く準備してもらおうとバタバタとしておりました。



何が違うかというのは詳しくはこちらです。

あえてまとめるならば、プレミアムにはレギュラーには入っていないより特別な素材が入っているのと、非加熱や低温乾燥の素材を増やしているので栄養素・有効成分の面でパワーアップ。

例えばビーポーレンは大量にはオーガニックが集まりづらくなってきているため、工場での製造だと入れることが近年できていませんでした。

プレミアム(アスタミアの方に入ってます)では、思い切りこだわりまして世界最高級とされる色々な色の混じった(いろんな植物から花粉を集めている証拠)、非加熱のビーポーレンが入っています。

いわば、より理想を追求した素材を入れることができたバージョンであります。

ただそのため、少し保管などには気を使うバージョン。できれば早めに使い切り、冷蔵庫での保管をお願いしています。

また粉状なので「おやつ」としてあげる場合にはココナツオイル(こちらもHPにあります)などに混ぜる手間は必要です。



それでも、愛犬・愛猫の健康とは何物にも代えがたいものなのですね。

第2弾の限定100個ずつも、すでにかなりご予約をいただいていて、もう次の製造を依頼するところ。

産業キッチンにてひとつひとつを手作業でやるハンドメイド製造であるため少量ずつしかつくれないので効率は決して良くはないものの、ワタシ個人はそこに温かみや本物さ(authenticity)を感じます。

試作品づくりは Mike さんや私も関わっているので、久しぶりでじっくりと材料を直に見て触って匂いを嗅いだ時の感動は言い表せないものがありました。

オーガニックのハーブの特徴の一つは、香りがそうでないものより強いこと。

試作品づくりのキッチンには、ずーっと甘い草のような香りが充満しておりました。


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スピルリナ・マキベリー・ビーポーレンの入ったアスタミアプレミアムは特に色がきれいなことこのうえなく。

試作品づくりは楽しい作業になりました。

手伝ったスタッフも、「これ、全部そのまま食べるんだから、いいはずですよね~[ぴかぴか(新しい)]」。

と、みなで全部試食をし、月ちゃん・三ちゃんでもテスト。

プレミアムバージョンはどちらも粉状なので、フィッシュパウダー配合で「食いつき」をよくしています。

アスタミア嫌いの月ちゃんも、粉だけでも舐めていましたので、これは希望ありです!w


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ただ、プレミアムは添付のスプーンが使いやすいとは言えないものなので、必ずそれをご納得いただいてからのご購入をお願いしています(詳しくはHPにあります)。

また、保管に気を付けていただく必要があるので、そちらも併せて必ずご理解いただいてからお願いします。



ちなみにスプーンは、要・不要と本数を備考欄に書いていただくようお願いしています。

世界的にプラスチックの環境負荷が温暖化と並ぶものと認識されつつある今日この頃。

スプーンは1オーダーに1本、そしてできれば再利用をお願いしています。

また、レギュラー版のボトルも、プラスチックは次回が最後となります。

ですので、プラスチックボトルが使いやすい方は、ぜひ取っておいて詰め替えをお願いします[犬]



最後に、先日のガールズ。

相変わらずしなやかな健康体の月ちゃん(私がよく言っているのでアスタミアプレミアムのパンフにこの言葉が採用されましたw)↓


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相変わらずのお騒がせ三ちゃん ↓


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元気印のこの子、一番体が小さいのに存在感は月ちゃんに引けを取らず。

先日は1日預かってくれた母に、「どうしてた?2頭は?」と聞くと、「月ちゃんは全然おりこうさんで手がかからない。三ちゃんがずっと”めーめー”鳴いてた」だそうw

ヤギじゃないんだけど、たしかに「めーめー」と聞こえます。

ちなみにそれは、家にいる時も同じなので、特にストレスで、というわけでもないのですが、母はもう、あの手この手でなだめようとかなり疲れたようですw


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~お知らせ~

9/16  パフィーズ  福岡市イムズデパートにてセミナー(こちら

10/3  代表Mari  朝日新聞地球会議2017パネリスト登壇(こちら)@帝国ホテル in 東京 (フェアトレードのセッション、お申し込みは朝日新聞社まで)


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ノネコ、イエネコ [アニマルウェルフェア]

さて、前回ご紹介した More Than Us の活動、手始めにのびのびになっていた掲題のトピックです。


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野良猫ちゃん。野生に生きる猫、というフレーズも。

かくいう我が家のアイドル三ちゃんも、もとは野良ちゃんでした。

初公開、最初に家に来た時の写真!


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いやもう汚いのなんのってw

しかもとっても痩せていて、よく言われるようにその頃は目つきもかなりきつかったです。


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とても同じ猫とは思えない!

「シッ、シッ」とされているところを帰宅途中のMike さんに目撃してもらった運のよいコ。

「仔猫がいて、とても置いてはおけない。連れて帰ってもいい?」と一応電話してきた Mike さんですが、「いいよ、もちろん」と返事をした途端ドアが開いて抱っこされたこのコがいましたw

とりあえずいったん、段ボール箱に入れたところが上の写真でした。

最初は里親を探そうと思っていたのですが、あまりに月ちゃん家になじんでいたのと、もう一頭くらいなら動物のお世話もできる... かな... とキャパの面でもぎりぎりセーフ(かな?)。

三ちゃんの性格が良かったこと(とにかく悪気がなく sweet )は大きいです。

月ちゃんがまだ猫ちゃんに慣れないせいもあり、寝室とは離れた和室に Mike さんと寝ていました(2週間くらいかな?)。

さすが保護猫を何度も引き取っている Mike さん一家、こういう時はこうする、と的確なお世話。

私は猫を飼ったことはなかったため、常に「どうしたらいい?」と指示を仰いでいました。

でも仔猫の世話をするのはとても大変で、より融通のきく仕事をしている私の肩にほぼかかってきたためいったんは(私が)パニック状態になりあきらめかけたことも。

でも「ダメかもしれないよ... ここにいるのは...」とボソボソ三ちゃんに話している Mike さんと、すっかり安住の顔をしている三ちゃんを見て、こういう時ことお金で解決すればいいんだと思いつき...

ハウスキーパーさんにも来てもらうようにして、なんとかその時期を乗り越えました。

月ちゃんの時は自分から進んで引き取っていたので、大変さ(おりこうだったのであまりなかったですが)は納得。

でも、偶然見つけてしまう小さな命を預かり引き受けようというのはやはり並大抵のことではありません。

これ以降、そういうことを無償でしている人を応援するのはどうぶつを愛する者としての義務であると思う気持ちはよりいっそう強くなりました。

まあこれ、他のことすべてにも本当は言えることですが(環境を愛する=環境保護団体に寄付する、など)。



実は、ご存知の方もいらっしゃるとおり、行政による引き取り数・殺処分数ともに、犬より猫の方がずっと多いです。

で、引き取り・処分の数が近年減ったと言われていますが、犬と猫を比べると猫は犬ほどには減っていません。

例えば引き取り数は、H16の犬が181,167頭。猫は237,246頭。

H26には、犬53,173頭、猫97,922頭。

犬は30%以下にまで減っているのですが、猫は半分と少し。

しかもいわゆる「猫ブーム」(この言葉、命への尊厳もなにも感じられない言葉ですね...)で、増えることが懸念されています。



改めて法律上の区分を考えてみるとまず、法的立場が、犬と猫では違うのでした。

動物管理愛護法のもと、「野良犬」は存在してはいけないのですが、「野良猫」はいいのです。

つまり、犬が係留されずに外をうろうろしていたら、捕獲対象となるのに対して、猫はならないのです。

誰でも知っているようなことではありますが、犬に関しては人間の完全な管理下(殺処分、繁殖→途中で死亡、も入れると)にある犬が増えてきた、と言えるのだろうと思います。

それに対し、猫というのは野良ちゃんなのか、飼い猫なのか、わからないからだと思われますが、基本的には捕獲はしないことになっているのですね。

私も勉強不足でここに書くのはちょっと憚られるのですが、猫を大きく分けると最低でも「ヤマネコ」「ノネコ」「ノラネコ」「イエネコ」に分けられるようです。

「ヤマネコ」は言わずと知れた西表ヤマネコや対馬ヤマネコ(対馬♡は月ちゃんの生まれ故郷です♡)など、完全なる野生動物。

つまり、海を泳ぐシロナガスクジラやロシアのアムールトラのように、完全に人の管理からは外れたところで生きる動物です。

そして例えばツシマヤマネコはベンガルヤマネコの亜種と言われている通り、ヤマネコはノネコやイエネコとは生態学的にも違っています。

その「イエネコ」は、言わずと知れた家で飼われる猫。

本来は完全に人間の管理下にある動物。




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↑ 1週間くらいは和室が居場所だった三ちゃん(三ちゃんは自由に出入り・月ちゃんは入れないようにしていました)も、徐々に二階のリビングに慣れてきました。



そして、「ノネコ」とは、ややこしい存在で、「ノラネコ」との違いが明確に定義されていないようです。

よくこの論争の時に引き合いに出されているのが、昭和38年の(古い!)農林水産委員会での以下の説明のようです↓

「ノイヌ、ノネコは、元来は家畜でございましたものが野性化いたしまして山野に自生いたしまして、野山におるというのを、のら犬、のらネコ等と区分いたしまして、この場合ノイヌ、ノネコと称しまして狩猟鳥獣に入れておるわけでございますが」(委員会議事録原文はこちら

「ノネコ」という呼ばれ方をする時は、鳥獣保護法のもと狩猟対象になっているのです。

どうも、この議事録を読んでいると「山野」にいる猫や犬(明らかに飼われていない)は、ノネコ、ノイヌ、と扱われるようです。

しかし昭和38年の説明がまだ生きているのかどうか、そのあたり、もう少しリサーチしないとなんとも言えませんが... どうもそうのようです。

「ノネコとは”人に依存せず山野で自活し野生化したイエネコ”のことですが、少し前まではノラネコやヤマネコと混同する方も少なくありませんでした。しかし最近はそれが何者であるかの認識も非常に高くなっていると感じています。」(南海日日新聞「ネコ問題シンポジウムに寄せて」寄稿文

この寄稿文は在来生態系に影響を与えるイエネコの影響を考える研究会の方々が書かれたのですが、たしかに猫を巡っては、自然保護の面からは好ましくない影響というのは存在していて、これは日本に限ったことではもちろんありません。

例えばあれだけ動物を愛する国民性を持つイギリスでも、私がいた頃からすでに(10年前)、イエネコは野鳥を捕るから外に出すな!という運動は強くあり、かのデイビッド・アッテンボローさん(野生生物のドキュメンタリーのナレーターなどで有名)も、このことについて発言しています。

ただ、ここではその問題はいったん脇に置きまして。(というのも日本でこれが議論されているのは主に、保護動物がいる離島が多いからです。奄美大島=アマミノクロウサギ=猫に捕食される、西表島・対馬=ヤマネコ=イエネコと交配してしまうなど。)

この、「ノネコ」というのは、もともとはイエネコが野生化し「山野」にいる猫。

そして、「ノラネコ」は、イエネコが野生化し「山野」にはいない、主に都市部にいる猫(都市部の区分けも曖昧です)、という理解になるのかな?と思います。



いずれにしろ、「野良猫」は、人間の管理下にあった猫から発生した、自然界にはもともといなかったはずの動物なのです。

いろいろなパターンがあるようですが、ノネコや野良ネコは、例えば...

〇 もともと飼われていて捨てられた
〇 子猫として生まれたのを捨てられた
〇 去勢・避妊しないまま外に出ている飼い猫と、すでに「野良ネコ」となっていた猫が交配し生まれた猫が野生化した

とか、大元を辿っていくと、人間が管理していたはずの猫たちから派生。

ここのところが、よく知られていないと、「猫は迷惑」的な短絡思考になるのかな?と思ったのですが、どうでしょうね。



TNRという活動をしている人達がいます。

主に、上記のうち、野良ネコを対象にした活動です。

ご存知でない方のために説明しますと、T (Trap=捕獲する)、N(Neuter = 去勢・避妊手術をする)、R (Return = 元の場所に戻す)、という活動です。

ただ、それだけではなく、決められた場所での餌やり、その後片付け、排泄をするための場所とプランターなどの設置とメンテナンス、というところまで含んでいるのが日本におけるTNR の一般的な内容のようです(そうでない場合もあるとは思いますが)。

そして、TNRの対象となりきちんと去勢・避妊をしている猫は、「地域猫」と呼ばれています。

そうでない猫と区別するために、耳をさくらの花の先っぽのようにカットしているため、「さくら猫」などとも呼ばれています。

これは、新たなネコのカテゴリーであると、私は考えています。



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先月のハワイで週末ミニマムキャンプをした時も、この「地域猫」がいました。受付のところに避妊・去勢のための募金箱が置いてありました。向かって左の耳がカットされています。ものすごい人懐こいコで、私は Sweet Heart と呼んで膝まくらしたりしてましたw



TNRをしているボランティアさんのお話を聞くと、もちろん猫が”好き”で”かわいそう”ということの他、「人間の責任で野良ネコになった」というところに、同じ人間として責任を感じ、なんとかしようと動いている、という印象を受けます。

これ、前回書いた、倫理感に根差した行動です。

それなのに、この人達が行政から怒られたりするなんて、本当に筋違いな話なのです。

↑ ある高齢のおばあさんが劣悪な状態の野良ネコたちの世話をしたところ、行政から延々とお説教され具合が悪くなった、という話です。



ただ実際、そうとはわかってもやはり前回も書いた庭にフンをするなど、「メイワク」と感じられる場合もあるそうで、TNR活動は大変苦労されているようですね。

そして行政のあの「近隣の迷惑になりますので猫に餌を与えないでください」というメッセージは、短絡的すぎて危険です。

なぜなら、百歩譲ってメイワクという言葉を使うとしたら、その対象にははっきりとした区分があるべきだからです。

去勢や避妊をした猫は、戸外にいるとしても1代限り。増えることはありません。

そのうえで、そういう猫であっても、近隣の庭に入ってフンをして迷惑だから、餌をあげるな(→ 餓死・ゴミあさり)、というのかどうか。

TNRは環境省のガイドラインを読むときちんと認められた活動です(「住 宅 密 集 地 に お け る 犬 猫 の 適 正 飼 養 ガ イ ド ラ イ ン」)。

それが、自治体によっては短絡的なメッセージを発信したまま、というだけのことなのか。

私も勉強不足でまだよくわかりません。でもこのメッセージはどうしても変える必要はあると強く感じています。





仕事柄(サステナビリティを推進する)よく、人から「それはきれいごと」と言われます。



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でもそれはいけないことなのかなあ~と、最近そのことをよく考えます。

現実はいろいろあっても、常に未来の「きれいごと」を目指すことで、人のモラルは進化してきたのではないのかなあと。

理論的には、すべての猫を捕獲し去勢・避妊をし、耳をカットしその猫たちについては温かく見守る、ということを目指すことが人道的・倫理的・道徳的、なのではないでしょうか。

しかも、もともとは人間が飼っていた猫たちから派生している彼らは、人間の産物であります。

倫理や道徳より自分の快適さや便利さだ、という主張、そんな主張を、子どもがしたら私たちはきっと心配するでしょう。

「将来どんな大人になるのか」。

なのにどうして、子どもに言うことと、大人のすることで、ダブルスタンダードを持ち込んでいるのでしょう?

子どもたちには命を大切に、他人を(他の生き物を)大切に、と教えるのが基本だと私は理解していますが、違ったのでしょうか。

「そんなこと言っても現実問題は」とは、「メイワク」と並んでよく使われる言葉ですが、それを押し通してきたから今私たちは自分の住んでいる場所である地球を滅ぼすようなことをしているのだと、そろそろ気づいてもよいころではないかな...

ネコの問題、イヌの問題、生きものの絶滅、大量消費に大量廃棄、etc. etc.

人間以外の生きものに対する姿勢そのものを、もう一度考え直す機会を、このネコ問題とTNRは考えさせてくれるなあ~と思いました。

猫は特に、「普通に道にいる」(学生さんのコメントw)ため、みんなに関係あるということが分かりやすいですから、動物問題を考えるのにとっかかりやすいかも。



So-net マリエさんが代表をされているこちら肉球クラブさんの譲渡会が27日の今日行われました。

もう何年も譲渡会でサプリメントを販売して活動費に充てていただくようにしていますが、ボランティアさんたちが猫ちゃんたちに食べさせるのに苦労していると聞いていました。

みなさん粉状にしたりと工夫されていると聞いたので...

同じく So-net ぼっこさんがご自宅でしてくださっているというアイデアをそのままいただいて、バウンシー(猫用オーガニックサプリメント)を粉状にし、1回分ずつを袋に入れてお送りしました。


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三ちゃんもうちに来た当初、猫風邪ウイルスのためもあり涙・鼻水ともにすごかったんですが、バウンシーでとてもきれいになったので、ぜひ、譲渡率アップのためにもなんとか猫ちゃんたちに食べてもらいたい!

お忙しいボランティアさんにあまりお手をわずらわせたくない!

そんな気持ちをスタッフに話したところ、「やってみます!」と実現してくれたのです。

マリエさん、ボランティアのみなさん、ぼっこさん、そしてパフィーズKさん、ありがとうございます。

三ちゃんと同じ運命の猫ちゃんたちに、よいお家が見つかっていますように。



しかし月ちゃんも三ちゃんも、もともとは「野良」で暮らしていたことを思うと、動物の人間に合わせる能力はすごいなあ~と思います。


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これだけの知能や感情を持っている動物を、「メイワク」で片付けることは、やはり知能が高く理性と判断力に優れていると自負する「人間」であればこそ、倫理に反することではないでしょうか。

二頭とも、合わせてくれているのだな、と、日々感謝♡

動物とこんな近くで暮らせるって、実はすごいことなんですね。



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